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こんにちは!

暖かい日が増えてきて、冬用ニットの出番が少なくなってきました。

衣替えの前に、ほつれてしまったニットをお修理しておきたい。

また、春用ニットを出したら初れている部分があった!

そんな方にお勧めの、お修理方法をご紹介したいと思います。

 

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どんなお修理が出来るのか?

先日、久しぶりに着ようと思ったニットの、

脇接ぎの部分に穴が開いているのを発見しました。

リンキングの糸が切れてしまったようです。

今回は、このような接ぎ目に開いてしまった穴のお修理方法

について、ご説明します。

 

脇線以外にも。下記のような部分のほつれに対応できる方法です。

・アームホールの袖付け線

・肩接ぎ線

・袖下線

・デザイン切り替え線

リンキング接ぎでなくても、ミシン縫い、ロックミシンなど、

どのような接ぎ方でも応用できますよ。

 

コの字接ぎのやり方

コの字接ぎ と呼ばれる、名前の通りカタカナの”コ”を書くように

補修していく技法を使って直していきます。

コの字接ぎの良いところは、表から補修跡が目立たない所です!

また表から見ながらお修理をしていくので、作業がしやすいです。

それでは、さっそくやってみましょう。

 

まずは、これ以上ほどけてこないように補強します。

リンキング糸の端が出ていたので、ほどけないように、

内側に糸始末をしました。

糸始末が出来ない場合は、かがって止めてください。

コの字接ぎには別糸を使うので、糸は残しておかなくてOKです。

 

次に、補修用の糸を用意します。

本体の共糸があればそれを使って下さい。

ない場合は、同色のミシン糸など細くて強い糸を使います。

今回は、工程が見やすいように、色の違うミシン糸を使っています。

 

補修の糸を内側から入れます。

ニットは玉結びだけでは抜けてきてしまうので、

編み地を少しだけ針で拾って、輪の中に針を通します。

こうすると糸が抜けなくなります!

 

補修糸を表側に出し、コの字を書くように接いでいきます。

白い線をなぞるように針を入れていきます。

穴の部分の糸が渡るくらい、ゆるくで大丈夫です。

 

接ぎ合わせた時に一番端になる目の、少し内側を拾うと

仕上がりがきれいになります。

 

 

こんな感じになりました。

穴よりも少しオーバーするくらいの範囲を接ぐようにしてください。

糸を上の方向に引っ張ります。

こんな感じで、表からは目立たなくなりました!

最後に糸始末をして完成です!

 

補修した部分を広げてみました。

小さく、白い糸が点々と見えていますが、

共糸または同色でお修理をすれば、さらに目立たなくなります。

 

まとめ

お家で過ごす時間が増えているここ最近だからこそ、

後回しにしてしまいがちなことをして過ごそうと思っています。

大切なお洋服のメンテナンスをして過ごせば、

また出かけるときの楽しみが増える気がしています。

それではまた次回!

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