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みなさん、こんにちは丸安毛糸の中谷です。

今年の桜は気温の関係もあり、例年より長く咲いているところが多く、とても楽しめた桜になりました。

上の写真は、その時に撮った1枚になります。来年も綺麗な桜が多くみられるといいなーと思います。

 

さて、今回のブログを書くきっかけとなったのは、来期に向け皆様に喜んで頂けることは何か?と社員で考えた中で、丸安毛糸の強みである素材から製品におけるプロのスタッフが、一貫したモノつくりを始める事になったので、そのご紹介をしたいと思ったからです。

そして、最初に取り組みを始めたモノが、2/18BABY ALPACAという素材になります。

目次

  • 目次1 2/18BABY ALPACAの素材特徴
  • 目次2 素材から製品までのモノつくりの良い点
  • 目次3   お客様からの提案
  • まとめ

 

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その1 2/18 BABY ALPACAの素材特徴

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「コースゲージのニットをいかに軽く仕上げるか?」

ニット本来のニットらしさを表現する為に私たちは、このテーマをもとに、素材開発から最終製品の仕上げまでを追求し、商品を生み出しました。

コースゲージ番手の、糸本来の重さとダレ感を軽減するために、エクストラファインウールとバルキー性の高い、特殊なアクリルをミックスして嵩高性を豊かに表現し、さらにクリンプ性に富むベビーアルパカを加える事により、ニットらしいヘアリー感を持たせました。

ちなみに、混率はエクストラファインウール35% /ベビーアルパカ30%/ アクリル35%になります。

また、カラーBOOK展開色は11色です。(別注色対応も可)

 

その2 素材から製品までの一貫したモノつくりの良い点

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最終製品における状態で、最大限、素材の特徴を活かすために、幾度となく、編地の試験や研究を重ねてきました。

それぞれの編地ごとに、ゲージの設定から始め、度目、縮絨の温度や時間、溶剤に至るまで、試験を行ったことで、2/18 BABY ALPACA本来の最適な柔らかさや膨らみ、そして風合いを実現できました。

このように、最終製品をイメージしながら、社内で意見やアイデアを出し合いながら、編地の試験や研究を重ねられることが、一貫したモノつくりの良い点だと考えています。

 

その3   お客様からの提案

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今回、お客様からいくつか依頼を頂いている中で、手編みに使用してみたらどうだろう?という提案がありました。

最初はどんな上がりになるのか、想像がつかなかったのですが、実際に編地を編んでみると、とても感じのよい編地ができあがりました。

また、本数取りを5本取しているにも関わらず、軽くあがってもいるので、素材の特性を活かせているなと思いました

私達だけの考えだけでなく、お客様からの提案により、素材から製品までの一貫したモノつくりの、可能性が広がっていくことを実感しました。

まとめ

2/18 BABY ALPACA素材から始まりました、素材から製品までの一貫したモノつくり

こうした取り組みを、ひとつずつ増やしていくことで、皆様に今まで以上に喜んで頂けるのが、私たちの目標になります。

はじまったばかりの事なので、色々と悩むことや軌道修正をしながらの事になると思います。

しかし、私たちの思いを伝えられるのは、チャンスでもあります。

皆で、アイデアや知恵を出し合いながら、素材から製品までの一貫したモノつくりを進めていきたいと思います。

それでは次回また。

記事の内容やニットに関することは、お気軽にお問い合わせください

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中谷 恒夫

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記事を書いた人

1970年11月30日生まれの いて座
プライベートの時間は 愛犬のクリーム(キャバリア)と一緒に過ごしています

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