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こんにちは!丸安毛糸製品部の住吉です。

今回はニットの起毛加工についてお話しします。

起毛とは、編地の表面をかいて毛羽立たせること。

編地の表面をかくのに使用するのが、”フラースチーゼル”と呼ばれる植物を乾燥させたものです。

”フラースチーゼル”とはマツムシソウ科に属する二年草なんです。別名でオニナベナとか、ラシャカキクサとも言います。

チーゼル

マツムシ草科(2年草)の植物 和名…ナベナ(ディプサクス)属  約15種類の品種があるようです。

約15種の中で、フラーズチーゼル(FullersTeasel)、別名サティウス(Dipsacus Sativus)及び和名ラシャカキソウ(羅紗掻草)という太く曲がったトゲがある品種だけが、起毛加工に使用する事が出来ます。

チーゼルをたくさん付けた起毛機です。

画像はhttps://www.nac-knit.com/post/_blogよりお借りしました!

こちらの無数のトゲトゲでひっかいて起毛させます。

1点1点職人さんが起毛具合を調整しながら起毛させてくれます。

カットソーにも起毛はありますが・・・

ニットの起毛加工を施すとそれぞれが1点ものになり、ジャージにはない味わいが出て

着用する度に愛着が沸いてくるような、価値感がありますね。

起毛加工にオススメの素材がこちら。

SS素材 ATON 1/6.2 綿100%

AW素材 VICTORIA 1/13 

どちらの素材も製品実績があり、毎シーズン大人気素材です。

カラーBOOKに起毛した編地が確認できるようになっております。

編地サンプル、製品サンプルのバリエーションをご用意しておりますので

起毛企画を検討されてましたら、素材も合わせて是非お問合せください。

記事の内容やニットに関することは、お気軽にお問い合わせください

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住吉正明

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記事を書いた人

20数年のアパレル経験を生かした、特にレディースアパレルの皆さまに
喜んでいただけるようなサンプル製作に日々励んでおります。

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