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中秋を迎え、西に暮れゆく夕日が、茜色に染まる茅ヶ崎海岸!『秋焼け』ほんと自然の美しさに感動させられますね。

おはようございます。丸安毛糸の福田です。

さて、秋が深まるにつれて、いよいよセーターが恋しい季節になってきましたね。簡単リニューアルで、あなただけのニットを作ってみよう!!って、

だいそれたタイトルですが、今回ご紹介するのが、洗うことでリニューアルする方法をお伝え致します。

クローゼットで在庫になっているものや、昨シーズン購入したセーターを、ちょっと流行の膨らみ感を持たせ、スリムでかっこよく着たい!!

そんな方にお勧めです!!

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目次

・セーターの素材混率を事前に確認する。

・洗う前にどのような仕上がりにしたいか、イメージしておく。

・洗い方について。

・スチームアイロンでサイズを整える。

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セーターの素材混率を確認しておく

基本ウールが入っているものに限定されますが、アクリルとか、レーヨンとか、長繊維が多く含まれている素材混率では、洗い時間を長くしても、思ったように膨らみを出せないので、混率の目安として、ウール絨毛(じゅうもう)混でも70%以上含まれているものが望ましいです。今回用意した素材セーターは限定的ですが、ウール100%の紡毛糸タイプのものと・・・・・・・・

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アルパカにウールをブレドしたアルパカ70%ウール30%梳毛タイプものを用意しました。

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洗う前にどのような仕上がりにしたいか、イメージしておく

ある程度しっかり縮ませメンズぽくさせたい場合は、洗い時間を長くする。

毛をふかせ、ふっくらさせたい場合は、洗い時間を短くしする。

 

洗い方について

では、洗う前の準備として、大切なポイントが身頃裾と袖口を止めておくことで、袖の絡み付きを解消して、風合いを均一にする効果があるのです。

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では、実際に洗っていきましょう! 会社にある、かなりレアな二層式洗濯機ですが、家庭で風合い出し加工を行うには、全自動より二層式の方が、どんな感じになっているか?コンディションが一目でわかるので、とても使い勝手がよいです。

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ぬるま湯に専用洗剤エマールとかを適量入れ、洗う時間の目安は3分から5分と、更に風合い毛を出したい縮めたい場合は、状態に応じて時間を追加してください。ボールに入れて洗う場合は、ただ漬け置くのではなく、洗濯機と同じよう3~5分もみ洗いをする。

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濯ぎ、脱水が終われば、乾燥機に入れ乾燥させるのですが、ハードな仕上がりが希望の場合はしっかり芯まで乾燥させ、ソフトな仕上がりがよければ、60~70%ぐらいを目安に乾燥させ、あとは自然乾燥させる。

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タンブラー乾燥機に入れるメリットは、ドラムが回転し、内容物が落ちる効果で、たたかれ、毛が吹き膨らみを持たせ、また繊維と繊維が絡み合う効果で、程度よく縮みを加えることができます。

 

スチームアイロンで、サイズを整える

乾燥が終わったら、縮んだ縫い代側から全体にスチームアイロンで、伸ばしながら編み目を整える。

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できれば、仕上げ用馬があれば、交わった個所も均一に綺麗に伸ばすことができるので効果的です(参考まで)

そして、表側に返し全体をイメージしながらスチームをかけ、サイズを整え完了です。

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どうですか? あえて洗って縮めることで、ふっくら、もちもちボリューム感あるセーターに仕上がりましたね。

まとめ

クローゼットに在庫になっているセーターたち、いつもと違った洗う加工方法で流行りのニットに変身! ポイントは、1サイズ~2サイズぐらい小さくなるので、それをイメージして下さい。素材特性繊維が絡み合う効果を活かすことで、簡単にリニューアルできますので、是非試してくださいね。

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