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こんにちは、佐野です!

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今回は今一度hideに注目してみたいと思います。

昨年“子ギャル”のまさかのリリースから早半年、、、

映画“JUNK STORY”!!!!公開されましたね!

そろそろ終わってしまうので早く行かないと、、、、

観られた方、感想教えてください^^

 

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hideのニットアイテムたっぷりのファッション

以前このブログでもhideのファッション、セーターについて触れてみたことがあります。

絣染めのセーターをかっこよく着こなす!hideを目指して!!

hideのファッションはどう見ても15年以上前とは思えない、奇抜で斬新でそれでいてかっこよくて。魅力ありすぎですよね。

そんな中でも、ニットアイテムを多く着用されていたのは、私もとてもうれしいところ!

しかも、メンズではなかなか着こなしが難しい絣染めのアイテムが多いところが尚すごい。

everfreeやピンクスパイダーのPVで着ていたワンピースのようなロング丈のリブセーターは特にかっこいいです!

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画像はそれをイメージして編んだもの。

ほかにもニット帽もド派手なアイテムが多いのも素敵です。

 

絣染の糸ってなんとなく抵抗がありませんか?

さて、本題です。

絣の糸って、編むだけでも面白いし、他の糸と組み合わせた時も相性がいい。

だからとても興味ある。

だけどなんとなく難易度が高そう、値段も一色のベタ染に比べたら結構高い。

思ったような編み地にならない、、、

など、あくまで“なんとなく”という感覚でしょうが、ベテランのデザイナーさんのようにうまく使いこなせいないような抵抗を感じたことはありませんでしょうか。

 

今回はご提案というより情報としての提供といった感じになってみますが、いくつかポイントをまとめてみます。

別注染を依頼するときはどうしたらよいか

なんだかんだ絣染の糸を販売しているメーカーさんは結構ありますよね。

丸安毛糸でもいくつか展開しております。

しかし、ベタ染のようにブランドカラーをイメージした別注色を絣でも依頼したい。

BOOKのカラーから2色選んであと1色は別注にしたい。

などなど、となった場合はこんなことを参考にしてみてください。

 

ベースは4色の絣

実際絣染色に使われている色数はいくつあるのか。

もちろんある程度の色数までは対応可能ですが、1色ごとに単価が上がってしまったりして、最終的に製品の企画にはまらない、なんてことも十分にありえるかと思います。

なのでまずは4色で企画してみてください。

 

使いたい色すべての色見本を用意する

原始的な方法ですが、やはり色見本は確実にご用意いただいた方がよりイメージに近い仕上がりとなることと思います。

 

染色ロットは何kg?

ロット自体は存在しないので、1kgから染められます。

しかし、絣に使う色数同様に数量によっても単価が大きく変わります。

生産ベースに乗せるには10kg〜20kgぐらいが望ましい数量です。

 

ビーカー確認がしたい

残念ながら、少なくとも弊社がお付き合いのある染工場さんではビーカーは取れません。

どうしてもという場合は、上記で言うところの1kgでの染色がそれにあたります。

正直なところ、一発勝負の要素が強いです。この辺がベタ染との大きな違いでしょうか。

 

亀甲を解消したい

これが一番別注色を行う上で楽しめるポイントかもしれません。

絣染の糸で良く悩まされる亀甲

編み地や度目などである程度解消する方法もありますが、染色工程でも行うことができます。

それは、“絣のピッチを統一しない”こと。

例えば、4色中3色は3cmのピッチにし、あと1色は6cmにする、などの方法です。

実際どの程度の差がポイントなのかは、専門家である染工場の方と打ち合わせをされることをおすすめしますが、ここまで手をかけられると楽しいですよね!

 

以上、ざっとこんな感じです!

絣の企画もとても楽しいので、少しでも抵抗感が薄くなれば幸いなのですが。

私もこの絣染色についてもまだまだ勉強中なので、また新たな発見があればここでもご紹介しますね。

 

では、週末はJUNK STORYを観に行ってきます^^

記事の内容やニットに関することは、お気軽にお問い合わせください

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佐野 貢士

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記事を書いた人

ミリタリーをはじめ、ヴィンテージのセーターとロックンロールが大好きです。
ギター歴15年、編み物歴は10年になります。
このブログでもニットとロックを絡めた内容で書いていきたいと思っています。
宜しくお願いします!

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