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こんにちは、丸安毛糸の八嶋です。

今回のブログでは、ふと気付いた時に普段よく着ているニットに洗濯絵表示とはまた別のロゴマークがあり、 とても気になったので調べてみました。

そのマークとは、、、

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これです!!

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ウールマークというのをご存知ですか?

ウールマークとは、優れたクオリティを持つウールのイメージを大切にしようと考えた羊毛産出国が、1964年にウール製品のハイクオリティを象徴するために作ったマークです。

ウール繊維そのものが持つ保温性、吸放湿性、伸縮性、弾力性、撥水性などを訴求すると同時に、技術開発やファッション情報を充実させることでウール製品の向上を目指し、

今日では、ウールマークを取得するには、様々な認証試験が必要となっております。

1964年には20か国で始まりましたが、今では世界140か国でウールマークがハイクオリティなウール製品に付けられるマークとなりました。

混率によって違います!

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現在、ウールマークには混率により3タイプあります。

画像1番左のウールマーク(Woolmark)は新毛100%の場合のみ。

新毛の混率が50%以上場合は画像真ん中のウールマークブレンド(Woolmark Blend)

そして新毛30~50%混率は画像1番右のウールブレンド(Woolblend)

というふうに細かく分けなくてはいけないのです。

(新毛とは羊から刈られたままの毛を使用しているという意味)

ウールエコサイクルプロジェクト

ウールエコサイクルプロジェクトとは資源の無駄遣いにストップをかけるとともに、有効活用法を呼びかけ、

タンスや押し入れの中に眠っている不要になったウールマーク付き衣料を回収し、緑化資材、油吸着材、建築材などにリサイクルする活動のことです。

私はこの活動を知って、大切なモノを「捨てないで保管し続ける」だけではなく、

リサイクルすることによって、カタチが変わったとししても、そこに思いが残っていれば

それとはまた少し違った考え方で、「長く愛用し続けること」が可能になるのではないかなぁと思いました。

最後に、、、

ニットに携わるお仕事をしていて、ウールマークの存在を知っておきながらあまり詳しく追及したことはなく、

自分の着ているニットにあったのを見つけて今回のブログに繋がりました。 きっかけの大切さを改めて感じました。

これから携わっていくモノの最低限の情報だけでなく、深く追及していくことにより、

大切にしようと思えるような価値を再認識できるので 自分から追及していくことを心掛けていこうと思いました。

ではまた!

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