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みなさまこんにちは!
内容に全く関係のない宮ケ瀬湖(神奈川県)です!休日は良く自転車で走っています!首都圏にもこんな良い景色の場所は色々とあるんですよね!

 

ところで最近どこに行っても外国人の旅行者が増えましたよね?

場所によっては日本人より明らかに外国人のほうが多い事があります。

我ら繊維業界もインバウンド消費という恩恵を頂いており経済面でも頼っている

状態です。

では世界的に見ると日本への旅行者は多いほうなんでしょうか?

最も外国人が観光に訪れる国は何処なんでしょうか?

インバウンド消費と言いますが一体どれ位の金額を日本で使っているのでしょうか?

中々見る機会のないデータを今回は御紹介します。

 

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訪日外国人数、出国日本人数

              画像引用元 https://www.mlit.go.jp/kankocho/siryou/toukei/in_out.html

これは2003年からの外国人の日本訪問者数と出国日本人数の推移です。
グラフのブルーが訪日外国人数ですが2012年から飛躍的に伸びている事が分かります。
減少となっている2009年は前年2008年9月のリーマンショック、2011年はEU内の債務問題の表面化アメリカの景気減退という特定の原因があり世界的に景気が減退した影響と思われますのでそれ以外はすべての年で伸び続けているんですよ!
2013年からの安倍政権が円安に舵を振り積極的に訪日客を勧誘した事も影響しその後毎年2~3割程度増えています!
また2014年までは出国人数が上回っていたのですが、訪日外国人数が逆転しその後差が広がり続けています。
昨年2019年で約3200万人が日本を訪れています。これは2003年と比べると6倍となります。(ちなみに出国日本人数は1.5倍しか増えていません)
ではこの3200万人という人数は世界的に見るとどうなんでしょうか?

世界の外国人訪問者数

1.フランス        8691万人

2.スペイン        8277万人

3.アメリカ        7694万人

4.中国          6290万人

5.イタリア        6214万人

6.トルコ         4570万人

7.ドイツ         3885万人

8.タイ          3827万人

9.イギリス        3765万人

10.日本           3119万人

11.オーストリア       3081万人

12.ギリシャ         3012万人

13.香港           2926万人

14.マレーシア        2585万人

15.ロシア          2455万人

16.ポルトガル        2120万人

17.カナダ          2113万人

18.オランダ         1901万人

19.マカオ          1845万人

20.ポーランド        1825万人
(2018年度上位20国)

なんとベストテン入りです!アジアでは中国、タイに次いで3位
これは凄いのではないでしょうか!一昔前までは街中で旅行者風の外国人は珍しい風景でジロジロ見ていたもんですが最近ではいたって普通の光景となってなじんでいますよね!
では都市別となるといったいどうなるのでしょうか?

都市別訪問者数ランキング

1.香港         2788万人

2.バンコク       2245万人

3.ロンドン       1982万人

4.シンガポール     1761万人

5.マカオ        1733万人

6.パリ         1583万人

7.ドバイ        1579万人

8.ニューヨーク     1310万人

9.クアラルンプール   1284万人

10.深圳          1207万人

14.東京                 954万人

都市別ではアジア圏の都市がベストテンに6都市も入っているんですよ!
惜しくも東京は14位!しかしあの狭い地域に日本の約一年分に匹敵する観光客が来ている香港は恐るべしです!
またビックリすることに東京に954万人ですが、日本全体で3200万人の内、3割程度しか東京には来ていない事になります。これもビックリなデータですね!
確かに最近は地方の何処に行っても外国人を見掛けます。(自転車旅行で色々と回っていて気付きます)
中には日本人にもあまり知られていない土地で見掛たりしますがこれはインターネットのお陰で様々な情報が流れている事が影響しているんでしょうか?

訪日外国人消費金額

         画像引用元 https://chibra.co.jp/taiken/jnto-2019year-repo/  (単位 億円)

このデータは一年間に外国人が日本で使っている金額です。これを見ると2019年1年間で4兆8000億円もの金額を訪日旅行中に消費しています。改めてとんでもない金額ですね!外国人様々です!
これは我がアパレル業界も非常に大きな恩恵を預かっている訳ですね!(訪日客の消費動向からアパレル衣料は化粧品と並び上位にランクされます)
2016年から3年で1兆円も増加してるんですよ!
これだけに金額となると国内の景気への影響も年々増大しています。

訪日外国人観光客国別内訳(2018年2019年)

日本に来られている外国人の方がどこから来られているのか?

          画像引用元 https://chibra.co.jp/taiken/jnto-2019year-repo/
これを見ると圧倒的に中国、韓国、台湾となっています。3国合わせると6割以上の旅行者がこの国の方々となります。なんだかんだ色々とありますが、やはり隣国としての交流が重要な割合を占めています。
特にこの3国の方々は近いのもあって為替動向(円安、円高)に影響を受けやすく月々の統計でも為替の影響が非常に大きいそうです。(円安だと増える)

今回は増え続けている訪日外国人旅行者についてご説明してきましたが、このブログを書いている今、非常に大きな問題となっていますコロナウィルスの影響のない昨年度までのデータです。今年度が終わってどうなるのか?全く掴めませんが近隣3国からの訪日客数は大幅に減少するはずです!

オリンピックが無事開催され、経済への悪影響が最小限に終わることをお祈りしてこのブログの締めとさせて頂きます!

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