ニットとカレンダー….海外と取引時の注意点


こんにちは。
日本では、年末年始の休みが過ぎ、
東京オリンピックイヤーでもある2020年の始動が本格化していますね。
一方、東アジアに目を向けてみると、私たちの”ニット”にとても重要な国々で来週から旧正月(春節)休みが始まります。
海外との取引では、お互いにこの休日の把握が重要なポイントで、
ニット糸やニット製品の生産や輸出入において、生産側と生産依頼主側・輸出側と輸入側によるスケジュールの調整が必要となってきます。
今回は、来週から始まる旧正月(春節)を挙げていきます。

1.旧正月(春節)とは

旧暦でいう正月。
旧暦の元日1月1日は毎年変動します。
なぜかというと私たちが使用している新暦(太陽暦)の365日に対して旧暦(月の満ち欠けサイクルに基づいた)354日にずれがあるためです。
2020年の旧正月は、1月25日土曜日です。
(ちなみに2021年の旧正月は、2月12日金曜日です。)

2.ニット生産や輸出入のスケジューリング

各メーカーさん、運送屋さん、公共機関や乙仲さんなどは、旧暦元日1月25日土曜日を中心に数日お休みとなるでしょう。
また、長いところでは2週間のお休みになります。
そこで、生産側と生産依頼主側・輸出側と輸入側の間で、お互い密に連絡をとりながらスケジュール等の確認や調整が必要となります。
製品生産の始まりから出荷まで。長いスパンですね。
昨年秋ごろのオーダー時からこの旧正月前出荷を見据えてお互い協力しあってきました。(中には、もっと早い段階から来週からの旧正月のお休みを考慮してスケジュールを組んだりと...)
そうです。
生産オーダー時のカレンダーからは、遠い先のように思える数か月後のカレンダーですが、自国だけでなく生産して頂く国のカレンダーと共に先々の双方のお休みを把握する事が海外との取引には必要です。
契約を交わす時には、
製品内容・金額・建値等と同時に、双方の国のカレンダーを考慮しながら原料調達・投入時期や出荷日の調整をしましょう。

3.出荷にあたり特に気を付けたい点

休日前はどこも休み前に出荷したいと考えるでしょう。
という事は、船便でも航空便でも貨物が集中します。
クーリエ便などは休み前に臨時便をアレンジしたりと対応しますが、それでも貨物が溢れて飛行機に載せる事が出来ない事が毎年発生します。
(もちろん、生鮮品の方が優先搭載されますし...)
さらに、悪天候が重なると船便も航空便も遅延が発生します。
普段以上にスケジュールに余裕をもったアレンジが必要です。
また、
日本の年末年始の間(多くが2019年12月28日土曜日~2020年1月5日日曜日)は、旧正月お休みの国々では、このお休みは短いので営業していましたが、日本サイドは1月5日までお休みだったので、お互いの営業日が重なり&やり取りを始める事が出来たのは、1月6日月曜日でした。
しかし、始まったかと思えばすぐに旧正月がやってきます。
一方のお休みが終わったかと思えば、もう一方がお休みに入り、
お互いの営業日が合わずやりとり困難な暦の場合があるので、両国の休日の把握は重要です。

4.終わりに

文章を書きながら、
* 事前のお互いの休日の把握
*お互いの休日・連休が近い時は、営業日の重なりが少ない場合が多いので注意が必要
という事を改めて感じる事が出来たので、今後に活かしていきたいと思います。
では、また。
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前田

前田

お客様サポート丸安毛糸株式会社
事務の前田です。 ”ニット” をキーワードにデスクワーク目線から 感じたことを綴っていきたいと思います。 宜しくお願いします。

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