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こんにちは。

9月に大阪で、10月には本社で開催された丸安展、

ご来社いただいた皆様ありがとうございました!

製品サンプル、弊社素材・ハンガーなどをご案内させていただいた展示会ですが、

期間中に別途会場を借りて開催した、ニットセミナーについてご紹介したいと思います。

 

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ニットセミナーについて

これまでも何度か開催をしていたニットセミナーですが、

今回は、これからニットを仕事にする初心者の方から、

ニットを担当している(することになった)けど、

実はニットのことはあまりよく分からない…なんて方にも、

ニットの奥深さ・面白さを知っていただけるように、

基礎の部分を中心にご説明させていただきました!

 

お蔭様で好評をいただいたニットセミナー。

どんな内容だったのか、参加者様の感想も合わせてご紹介したいと思います。

今後も継続してセミナー開催をしたいと考えていますので、

今回の内容を読んで、私も詳しく聞いてみたい!という方がいらっしゃったら、

次回以降是非、セミナーに参加してみてくださいね。

 

今回のセミナーは、大きく分けて2つのプログラムで進行しました。

①ニットにおける”編み立て”について、もう一度一緒に学びましょう!

②質問タイム~今さら聞けない?ニットの専門用語~

 

プログラム① ニットの編立について

まず1つめのプログラムでは、”編む”ってそもそもどういう事?という

基本の部分から説明がスタート。

 

自動機の写真や、ベラ針(機械の中にセットされている編み針)の写真を

スクリーンに映しながら、実際のベラ針をご用意し、

針の動きを間近で見ていただきました。

細かい動きなのですが、基礎のことなので丁寧に分かりやすく説明を行いました。

 

ニットは何故伸びるのか?という内容では、

参加者の皆さんに編地をお配りして、実際にほどいてみたり…と、

編みの仕組みを体感していただきました。

ニットの”伸び”の仕組みについては、こちらのブログで詳しく説明をしておりますので、

良かったらチェックしてみて下さいね!

 

 

 

その後も、基礎的な部分の説明から、+αの豆知識やマニアックな?

情報もお届けできたかと思います。

全てをご紹介すると長くなってしまうので、ハイライトでご紹介させて下さい。

 

・天竺の表目と裏目について

天竺編み(メリヤス)には、表と裏が存在します。

何故見え方が違うのか?どうして違う見え方になるのか?について。

 

・成型編みについて

成型編みとは、編みながらパターン通りの形を作る。というニット特有の技法です。

編み目を減らしたり、増やしたりすることで、形を作っているのですが、

機械の中ではどんなことが起こっているのか、について解説しました。

 

・成型編みの、ファッションマーク”目立て”について解説

一言で成型と言っても、減らし方や目の立て方で見た目が変わってきます。

その種類を理解することで、企画の際にちょっとしたこだわりとして

デザインの1部にしていただけるのかな~と思います!

 

・2種類の針出会いとその違いについて

自動機にはたくさんの編み針がセットされているのですが、

針の配列の方法が2種類存在するんです。

片畦編みやリブを、それぞれの配列(針出会い)で編地をつくり、

実際にその編地を見比べていただきながら、説明をおこないました!

 

2X2リブと、2X1リブのについてもお話ししたのですが、

今までずっと曖昧にしてきたことが理解できました!という感想をいただきました。

 

プログラム②今さら聞けない?ニットの専門用語

今さら聞けないけど、実はよくわからない…なんて事も、この機会に聞いてしまおう!

と言うことで、参加者の皆さんから質問を受け付けました。

 

いきなり聞かれても、ぱっと思い浮かばないな~という方もいらっしゃるとおもうので、

ニット用語を一覧にしてみました!皆さんはいくつ分かりますか?

 

私も、ほとんどわかるかな~と思ったのですが!

いざ説明してくださいを言われると自信の無いものや、そもそも知らなかった!

という用語も有り、大変勉強になりました!

 

ちなみに、左上の”番手”について、ちょこっとだけ解説を…

番手とは、糸の太さを表す単位のことです。

(毛番手・綿番手・(デニール)など計算法が複数存在するのですが、

その話は、また次回に…)

 

よく見かける”2/48”←こちらの番手は、”よんぱちそうし”と読みます。

48番手の糸が、2本撚り合わせられた糸。という意味になります。

 

番手は、数字が大きくなるほど、糸は細くなり、

数字が小さくさればなるほど、糸は太くなるんですよ~

 

なので、2/48(よんぱちそうし)と2/36(さぶろくそうし)で比べると…

2/36の方が、糸は太い!ということになります。

 

数字だけを見てもなかなか理解するのが難しいのですが、4番手くらい太いものを見てみると、

明らかに2/48よりも太いので、実感がわきやすいかもしれないですね!

 

まとめ

以上のような内容を、90分間かけてご説明させていただいたセミナーですが、

参加者の皆様からの感想を少しだけご紹介させて下さい。

 

・久しぶりに基礎の部分を聞くと、いままでの隙間が埋まったような感覚で、しっくりきました。

・今まで分からなかった部分や、やっと理解できました!

・普段の仕事を、もっと深く追求したくなりました。

・実際に編地を見ながら解説を聞くことで、分かりやすかった。

 

有り難いことに喜んでいただけたようで、大変うれしく思います!

ご参加いただいたみなさん、本当にありがとうございました。

次回の開催に向けてもリクエストについてもアンケートを取らせていただいたので、

参考にしたいと思います。

 

次回の開催時期は未定なのですが、決まりましたら、

こちらのブログでもお知らせしたいと思います。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました!

それでは、また次回~

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