スポンサードリンク

こんにちは。小柳です。この時期になると「暑気払い」という言葉を耳にしませんか?わが社も何年か前から暑気払いが行われ、今年も8月末に行われる予定です。そこで今回は「暑気払い」について調べてみましたのでお付き合いください。

画像はこちらからお借りしました。

 

スポンサードリンク



暑気払いの目的は?何のためにやる行事なの?

「暑気払い」とは、暑い夏に冷たい食べ物や体を冷やす効果のある食品、または体を冷やす効能のある漢方や薬などで体に溜まった熱気を取り除き、暑さを打ち払うことを目的とした風習のことです。
昔は夏野菜(スイカ、胡瓜、冬瓜、かぼちゃ、ゴーヤなどの瓜類)や(冷麦、そうめん)、またはかき氷(氷菓子、氷料理)、甘酒漢方などを暑気払いとして食べ、体の熱を下げたり栄養を取ったりしていたようです。また、飲食の他にも、川遊び薬湯(枇杷湯、桃湯、どくだみ湯など)、あるいは行水などを利用していたと言われています。現在においては、冷えたビールや清涼飲料水を飲みながら行う、夏の宴会として形が残っているだけになりました。もっとも一部の地域では、かき氷やそうめんを暑気払いとして食べる風習が残っているところもあるようです。現在の暑気払いの目的を一言で述べると、「冷たい食べ物や体を冷やす効果のあるものを食べて、暑い夏を乗り切ろう」といった感じになるそうです。

 

暑気払いの時期はいつからいつまで?

「暑気払い」という言葉を使う時期、暑気払いをする時期については特に決まりはありません。暑さを取り去るのが目的なので暑い時期ならいつでもOKです。

一般的には、梅雨が明ける頃から秋分の9月20日頃までが暑気払いの時期になっているようです。ビール党なら「ビールが美味しい時期」と覚えておくといいかもですね。暑気払いは会社の行事や学校の行事でも開催されるので、夏休みを挟んで9月に入ってから行われることも珍しくありません。

暑気払いが催される際の目安になるのは、昔から使われている暦です。

  • 夏至(6月21日頃)
  • 夏越しの祓(6月30日)
  • 小暑(7月7日頃)
  • 土用(7月20日頃)
  • 大暑(7月23日頃)
  • 立秋(8月7日頃)
  • 処暑(8月23日頃)

このような暦を参考にしている人が多く、暑気払いのお誘いメールには「立秋を過ぎても酷暑の毎日、暑気払いを催すことにしました!」などと書かれているケールもあるそうです。

 

最後に

暑気払いは、夏の暑い時期を元気に乗り切るため、日本の古くから伝わる知恵や風習でもあります。イベントとしての暑気払い、身体を冷やす効果があるものを取り入れる暑気払い、どちらも楽しみながら、夏の暑さを乗り切りたいですね。

記事の内容やニットに関することは、お気軽にお問い合わせください

アバター画像
小柳 美代子

お問い合わせ

記事を書いた人

こんにちは。自由と自然を愛する事務の小柳です。
いつかは放浪の旅をしたいっ!です。

BLOG TOP

スポンサードリンク