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こんにちは、小柳です。

若葉が芽吹くこの時季は、新茶の茶摘みが行われていますね。「夏も近づく八十八夜~」というフレーズを聞いたことはありませんか? 「茶摘み」というこの童謡にあるように、立春から数えて八十八夜の5月の初旬からが新茶の季節なんです。お茶には様々な成分や効能があるのはご存知かと思いますが、特に新茶が持つ高い成分があるのでご紹介します。

画像はこちらからお借りしました

 

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新茶の持つ高い成分

新茶は濃厚な香りとほんのりと甘みがあるのが特徴です。これは、渋味であるタンニンが少なく、新茶の新芽に「テアニン(アミノ酸)」」という旨み成分が多く含まれているためです。二番茶、三番茶になるにつれて、テアニンは減少し、タンニンが多くなっていきます。ちなみに二番茶とは一般的に煎茶のこと、三番や四番茶は番茶のことをさします。

 

テアニンとは

「テアニン」は、旨みや甘味に関係する成分です。旨み成分としてよく知られているグルタミン酸と似たような構造をしていて、お茶やツバキなどの限られた植物にしかない物質のようです。この「テアニン」は、木の根の部分で生成され、茎を通り葉に蓄えられ日の光を浴びることで、ポリフェノールの一種の渋み成分「カテキン」に変わります。新茶は、収穫前の一定期間、日光を遮り日陰で栽培されます。そのため、新茶は旨みのあるお茶になるそうです。

 

テアニンの効能

お茶を飲んだ時のホッ!とする安らかな感覚は、テアニンの癒しの効果であるといわれます。テアニンは、緊張を和らげて、興奮を鎮め、心身をリラックスさせる効果があるといわれ、癒しの効果は科学的に認められているようです。

  • 脳や神経機能の興奮を抑える
  • ストレスを感じた際に上昇する血圧を抑制
  • リラックスを感じた際に現れる脳内の「α波」が増加する
  • 眠りの深い質の良い睡眠が取れるようになる

 

最後に

新生活が始まり慣れない環境などで心身ともに疲れていませんか。リラックス効果のある入浴や、ストレス発散のために運動を取り入れたり、新茶という身近な飲み物で心身の安定を図るのもいかがでしょうか。

記事を書いた人

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小柳 美代子

こんにちは。自由と自然を愛する事務の小柳です。
いつかは放浪の旅をしたいっ!です。

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