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こんにちは、佐野です。

 

以前、“組み合わせ次第でダレない!レーヨンモール糸を使ったニットコート用編地”と題して、
レーヨンモール糸、ヴェルート1/18を使用したごっつい編地をご紹介させて頂きました。

ニットコートなどの重めのアウター向けに最高にかっこよく仕上げる事が出来たのですが、
商品化を考えるとまだ重さが気になったり、安価な糸ではないので実際の値段など、改良点がいくつかありました。

今回はその改良点を私なりにアレンジして作成した編地をご紹介いたします!

 

 

目次

  • 今回も同じくレーヨンモール糸を使用!
  • 組み合わせ次第でここまで変化します!アイテムの用途に合わせてアレンジ
  • まとめ

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今回も同じくレーヨンモール糸を使用!

改めまして、今回も前回同様にレーヨンモール糸のヴェルート1/18を使用します。

このブログでも何度か登場しております。

この糸を使い、前回はポリエステルの加工糸と掛け合わせ、ミラノリブにしてご紹介いたしました。

その編地がこちらです。

画像でもおわかりになるかと思いますが、ニットコートなどにぴったりの厚みのあるしっかりとした編地となりました。

レーヨンモールならではのダレ感はほとんどなく、とてもしっかりとしています。

 

組み合わせ次第でここまで変化します!アイテムの用途に合わせてアレンジ

さて、今回は上でご紹介いたしました編地をアレンジしてみます。

ポイントは、

①少しでも軽くしたい!

②高い糸なのでレーヨンモールの使用量を減らしたい!

③でも見た目は変えたくない!

というわがままな三つのポイントの元、2タイプ作ってみました。

1つ目はこちら!

 

そして2つ目はこちら!

 

見た目だとそんなに変わらない感じに仕上がってますよね?

この編地、それぞれ裏返してみます。

1つめの裏側

 

2つ目の裏側

 

1つ目は何となくボーダー上になっており、2つ目はまるっきりレーヨンモール部分が見えておりません。

 

これは、ベースの編地がミラノリブであったことが都合よく、
エステルの加工糸と引き揃えるコースをそれぞれ限定した結果、このような見た目の編地が出来上がりました。

文章だけだと伝わりにくいかもしれませんが、
●前回ご紹介した最初の編地:ミラノリブの全コースでヴェルートとエステル加工糸を引き揃え

●今回の1つ目の編地:片側袋コースのみエステル加工糸ゾッキ、その他のコースで引き揃え

●今回の2つ目の編地:ゴムコースと片側の袋コースが加工糸ゾッキ、もう一つの袋コースで引き揃え

という編み方を致しました。

 

単純にヴェルート1/18の使用量が一段階ずつ少なくなっているため、

厚みも見た目も少しずつ変わっておりますが、その分結果として単価も抑えられる、というところを見込んでおります。

厚みが変わる分、コートだけでなくジャケットやプルオーバーまで大きくアレンジがききそうです!

 

 

 

まとめ

レーヨンモールを使用したしっかりとした編地に加えたアレンジ方法のご紹介でした!

軽くしたい、安くしたい、見た目を変えたくない、、、という目的を持ちましたが、
結果として単純に作りたいアイテムによって変えられるな~ということに気づきました。

是非これらも編地も見に来て頂けたらと思います。

それではまた次回^^

記事を書いた人

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佐野 貢士

ミリタリーをはじめ、ヴィンテージのセーターとロックンロールが大好きです。
ギター歴15年、編み物歴は10年になります。
このブログでもニットとロックを絡めた内容で書いていきたいと思っています。
宜しくお願いします!

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