スポンサードリンク

こんにちは。

世の中、”えー。■で できた〇??” ってよく耳にしますよね?

先日、弊社スタッフも出演した番組では、蒟蒻芋を追いかけたらニットセーターになっていた との内容が特集されていました。

そこで、早速弊社ヤーンアドバイザー佐野にセーターを作る原料であるニット糸は蒟蒻が使われているのか真相を聞いてみました。

目次

  • 目次1  蒟蒻はニット糸に使われているのか。
  • 目次2  混率と蒟蒻
  • 終わりに

 

スポンサードリンク



1.蒟蒻はニット糸に使われているのか ?

佐野さん、ニット糸に蒟蒻が使われているのですよね!!

佐野 :

結論から言うと、ニット糸が出来る過程に蒟蒻が使われています。

→糸を撚糸した後、染色前に行われる工程で、

蒟蒻芋を糊状に溶かした状態にし、糸にコーティングします。

この蒟蒻芋の糊が固まると、パリッとしたハリのある糸になります。

綿糸に使用されるのが主体で、ギマ加工に似た風合いとなりますが、

原料が蒟蒻芋である為、ギマ加工より環境にも優しい加工です。

参考ブログ : こんにゃくで加工??こんにゃく加工の特徴 https://www.knitmag.jp/10166

 

2.混率と蒟蒻

ニットセーターを買う時に ” 蒟蒻〇% ” というタグがついていたら、興味を持ちますよね?!
蒟蒻が使われているという素材 ” LITCHI”   COTTON 75 %  NYLON 25 %。
この素材の混率に” 蒟蒻〇% ” が見当たりません。
佐野さん、どーして??

佐野 :

糸の加工にはあらゆる原料が使われます。

今回の話題の加工だけでも、

ギマ加工はレーヨン樹脂ですし、コンニャク加工は蒟蒻芋。

しっかりとコーティングされた風合いを感じることができますが、

糸に付着している蒟蒻は全体の1%以下と言われています。

ギマ加工のレーヨン樹脂もほとんど同じぐらいです。

そのため、最終的には混用率として表記されない、と教わったことがあります。

 

3.終わりに

佐野さん。有難うございました。
なるほど。糸が作られる過程の中で使われているのですね。
私達にも健康効果を与えてくれる蒟蒻は、混率には表れずもニット糸にしっかりと加工効果を出していました。
これからも思いもよらない発想で面白いものが出てきそう。
楽しみでもあり、自分が発見できたらさぞワクワクだろうな…

では、また。

記事の内容やニットに関することは、お気軽にお問い合わせください

お問い合わせ

BLOG TOP

スポンサードリンク