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こんにちは、丸安毛糸の佐野です。

 

本日は最高にかっこいいベーシストをご紹介したいと思います!!

 

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ベース界のスーパーヒーロー!!ラリーグラハム!!!!

皆様、ラリーグラハムってご存知ですか?

ファンク、ソウル、ディスコミュージック好きの方ごめんなさい!

ロック野郎の僕にもラリーグラハムの魅力を紹介させてください!!

 

ということで、、、

これまでご紹介してきた所謂“ロック”とはまた違ったジャンルですが、

めちゃめちゃかっこいいベーシストです!!!

画像真ん中が今回の主人公、ラリーグラハムです!!

ベースを演奏される方は、ポールマッカートニーや、ジャコパストリアス同様に、かなり耳にした人物ではないでしょうか。

所属していたのは“スライ&ザファミリーストーン”と“ラリーグラハム&グラハムセントラルステーション”というバンドで、ファンクやソウルミュージックのヒーローとして知られています!

代表曲は“Dance to the Music”や“Pow”、“The JAM”などなど。

きっとどれもどこかで聞いたことがある曲だと思いますよ!

今でいう、クラブミュージック、そして一昔前のディスコミュージックの先駆けともいわれるジャンルを確立したのがこのスライ&ザファミリーストーンであり、グラハムセントラルステーションなんですね。

 

少し話はそれますが、僕は学生時代、バンドの他にストリートダンスをやっていました。

“オールドスクール”と呼ばれるジャンルで、ブレイキン、ロッキン、ポッピンという3つのジャンルからなるダンススタイルだったのですが、

ラリーグラハムが手掛けた曲は、こういったダンスシーンで、しかも現在に至っても多く使用されています。

この辺は、クラブやディスコブームに裏付けされた証ともいえますね!

グラハムの曲で踊ると最っっっ高に気持ち良いんです!!

 

そして彼のベースプレイですが、その魅力は何と言ってもベースの奏法にあります!

スラップ(チョッパーと言う人もいますね)という、弦を叩く、引っ張る、はじくような弾き方で、今でこそメジャーな奏法となりましたが、なんとこれを開発したのはラリーグラハムだという話です。

なんでも、ピアニストの母親と組んでいたバンドにドラムスの音を入れようとしたのがきっかけだとか、、、

かのジャズベーシスト、マーカスミラーもこの話を子供のころにテレビで見て、ひたすら練習して今のスタイルがある、なんて話もしていました。

(マーカスについてはまたじっくりブログに書きます!!)

 

ラリーグラハムのステージ衣装

さてさて今回も前置きが長くなってしまいました。。。

本題の彼のステージ衣装ですが、先に申しあげます。

ニットは着ていません。笑

こちらの写真をご覧ください。

ラリーグラハムと言えば、奏法・音楽の他に、この強烈な衣装も大事な魅力です!

真っ白なハット、真っ白なジャケット、真っ白なパンツ、真っ白なベース。そしてジャケットの下にはサテンシャツ。

完璧すぎです。

かっこよすぎです!!

もう数年前になってしまいましたが、ビルボートライブ東京で行われたマーカスミラー×ラリーグラハムの奇跡の共演ライブにて、

この衣装でスポットライトのもとに登場したラリーグラハムの姿は今でも忘れられません、、、、!!!!

ちなみにこれはご本人たちに頂いた僕の宝物です!!!^^

もし!!!ラリーグラハムがステージでニットを着用してくれたら、、、

と、妄想を膨らませて今回はご紹介したいと思います。

 

ニットスーツを勝手に提案!!

早速ですが、こちらの編地をご覧ください。

IMG_3521

 

IMG_3522

 

丸安毛糸で定番的に展開しているSS素材、“クフ402”と、“レンプールシルク”を使用した編地です。

クフとは、エジプト高級綿の“GIZA”を使用した、柔らかで最高に気持ちの良い綿糸、

レンプールとは白松を原料にしたヴィスコース繊維、それにシルクを混紡し、風合・光沢共に抜群のタッチに仕上げた細番糸。

kuhu

レンプールシルク

(レンプールについて、詳しくは弊社ホームページをご覧ください)

一見普通のゴム編に見えますが、この二つの素材を使用し、ゴム編のプレーティングに仕上げました。

通常、プレーティングとは、天竺やリブ編みにて、表裏で別々の色を表現することを想像される方も多いことと思います。

しかし、プレーティングにはまだまだ面白い要素が多くあり、編み方・組み合わせによっては機能的な美しさも表現することができます!

今回のこの編地もその一つで、構造は、外側にレンプールシルク、内側にクフ、という作りになっています。

これは、プレーティングでゴム編をする事で表現できる技法で、ドレープが出やすい、逆に言えばだれやすいレンプールの芯に、綿100%のクフのハリを持たせることで、編地がしっかりと、シャキッとした仕上がりになります。

もちろん、ニットなので織地よりもはるかに伸縮性に富みます。

これを使って、、、

 

この編地で上のラリーグラハムの衣装に当てはめてみてください!

想像できますでしょうか?

彼は完璧なスーツスタイルで、moon製のベースはワイヤレスに改造し、ステージ・客席をこれまでかってほど動き回るプレイスタイルです。

この衣装をこのレンプールシルク×クフのニット地でできたジャケット、パンツにすると、

スポットライトに当たった時の光沢や、しっかりとしたハリは損なわずに、伸縮性に優れた、より動きやすいアイテムになると思うんです。

そしてラリーグラハムのプレイがもっとはっちゃけられるものになってくれると思うんです!!!!

 

いかがでしょうか。

想像できましたでしょうか?笑

今回は大好きなラリーグラハムを例に挙げましたが、ステージ衣装や機能的なジャケットを企画されている方へ、ニットの可能性をより感じてもらえたら幸いです。

この編地が見たい!という方、お気軽に佐野までご連絡ください。

 

ではまた次回^^

記事の内容やニットに関することは、お気軽にお問い合わせください

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佐野 貢士

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記事を書いた人

ミリタリーをはじめ、ヴィンテージのセーターとロックンロールが大好きです。
ギター歴15年、編み物歴は10年になります。
このブログでもニットとロックを絡めた内容で書いていきたいと思っています。
宜しくお願いします!

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