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ワンピ

こんにちわ。八木です。

突然ですが、ワンピースという漫画をご存知でしょうか?食べると全身ゴム人間になってしまう悪魔の実を食べた少年が仲間を集めて冒険するという内容です。
そこで!!今回のテーマはゴムのような伸縮性のあるポリウレタンです。

それでは、ポリウレタンとはいったいどういった素材なのか?!紐解いていきます。

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ポリウレタンとは

ゴムのように500%以上も伸びる唯一の弾性繊維で、1959年にアメリカで生産が始まりました。因みにアメリカではスパンデックスと呼ばれています。
衣服に利用する用途は伸縮性を機能として持たせたものや革製品に似せた合成皮革のコーティング、その他に生地と生地を縫わずに接着樹脂として利用するなどです。

ポリウレタンの寿命は2年?!

寿命??どういうこと?!

衣服にストレッチを持たせたりするのに大活躍のポリウレタンですが、大きな弱点を持っています。その弱点とは寿命です。
衣服で利用されるポリウレタンという素材は、体脂や空気中の水分、大気ガス、熱、紫外線などの影響を受け、時間と共に少しずつ分解されていってしまうという避けられない弱点を持っています。
こうした現象を【経時劣化】と呼びます。これは大体2~3年と言われていますが、使用状況によっては更に短くなることも、、、、、

なので、ポリウレタン素材は着なくとも、劣化していくものと理解しておくことが大切ですね。

ポリウレタンのメリットとは

経時劣化だけが特徴じゃありません。ポリウレタンは優れた素材であるという部分を伸縮性の代名詞ゴムと比較して説明します。

ゴムより伸縮性が大きいので、伸縮性を生かしての製品や混紡することで伸縮性のある繊維を作ることが出来ます。ゴムより細い繊維が作れるため、汎用性が広がります。ゴムは染色が出来ないが、ポリウレタンは自由に染色が可能。

スパンデックス

衣服には重要なポイントです。
更にゴムより強度が強くゴムの450%~800%の強度があります。丈夫ですね!

まとめ

ポリウレタンは衣服にストレッチを持たせたり、皮をコーティングするのには欠かせない素材です。なのでポリウレタンの【経時劣化】という特徴と上手に付き合っていきたいですね。
どの素材にもメリットとデメリットがあります。ポリウレタン素材は着なくとも劣化していくので、お気に入りなら沢山着て出かけて下さい!

ではまた次回よろしくお願いいたします。

記事を書いた人

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八木 由紀子

こんにちは。
食べること、笑うこと、銭湯、旅、散歩、ものづくり、美容、ヘルシーな生活が好きな八木です!今までテキスタイルデザインをしていたので、素敵なテキスタイルを見るとわくわくします。ニット初心者ですが、これからたくさん勉強して、面白い情報を載せていきたいと思います!!よろしくお願いします♪

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