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『ニットの編機の針部分のアップ写真です。』

 

 

こんにちは素材部の田崎です。

暑い日が続いていますがお元気ですか。

この暑さがまだまだ続くのかと思うと、最後まで元気で乗り切れるかが心配です。
そんな我々の元気が継続出来るよう、会社イベントとしての暑気払いが丸の内のタイ料理屋さんでありました。

暑い夏には辛い物を食べて汗をかき、栄養を付けるのが一番ですね。

辛すぎてあまり食べられないスタッフも若干いましたが、でも大丈夫・・・お酒もありますし。

よ~し、これで気合を入れて今年の後半も乗り切るぞ。

 

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『写真は暑気払いでの1コマ』

 

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前回の糸の太さと糸番手、糸の番手計算に続き、今回は糸と編み機のゲージについて書きますね。

セーターを生産するときにインナー用とアウター用で、糸とゲージを分けて企画をします。

細い糸はハイーゲージ、太い糸はローゲージ、中間の糸はミドルゲージになります。

 

 ゲージとは・・・

ゲージを簡単に分けるとこうなります。

ローゲージ (1.5~5ゲージ)

ミドルゲージ(7~12ゲージ)

ハイゲージ (14~18ゲージ)

 

そもそもゲージとは

ゲージの決まりは1インチ(2.54cm)の中に何本の針があるかで決まります。

3ゲージは針が3本、7ゲージは7本、14ゲージは14本ということになります。

ゲージは家庭機、手横機、自動機すべて共通です。

12ゲージの手横機

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7ゲージの手横機

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上が12ゲージ用の針、下が7ゲージ用の針になります。

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糸番手とゲージの組み合わせ

太い糸はハイゲージでは入らないので編めず、細い糸はローゲ-ジではゆるすぎて編めません。

したがって糸の太さに合わせてゲージを選ぶことが大事になってきます。

 

こんなに良いものがありました。

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表の見方は中心に書いてあるのがゲージで、上半分が天竺、下半分がゴム地です。

そして、左半分が梳毛糸、右半分が紡毛糸を使用した場合に分かれます。

この表も30数年前に会社から頂いたものです。

当時は12ゲージが主流の時代で14ゲージまでしかありませんでした。

 

まとめ

素材によって太さに違いがありますので番手だけでゲージを選ぶのは危険です。

同じ番手の糸を使用しても、インナー物とアウター物ではゲージを変えたり、度目の調整が大事になります。

編む組織によっても違いがありますので注意をしてください。

ただ、難しく考えることはなく、試編みをして商品に合ったゲージ、度目を選べばよいのです。

色々なことにチャレンジをして横編みニットを楽しんで下さい。

次回もよろしくお願い足します。

記事を書いた人

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田崎 一秀

東京都墨田区、スカイツリーの近くで生まれ育ち、現在は埼玉県三郷市に移り住む
趣味は草野球とヘラブナ釣りで、草野球歴は39年、走るのが辛くなりました。最近は近所の川での釣りをすることが多くなりました。
昭和33年生まれ、牡牛座のAB型

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