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織り編

こんにちは!佐野です!

 

4月に入社した新入社員の方々も早一か月ですね。

ニットの業界に入られた方々は、ぜひ私たちのブログをご覧いただけたら幸いです!

さて、そろそろニットも春夏物を楽しめるシーズンとなって参りました。

今回は消費者の方々がちょっと参考にしていただけたらな、という思いで書いてみます。

ズバリ、織り物と編み物の違いについて。

知らなくても困ることは、、、あんまりないかもしれません。

でも知っておくと洋服選びがまた一つ楽しくなるかもしれません!

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目次

・織り物と編み物の違いについて

・衣類としてのそれぞれの用途

・まとめ

 

織り物と編み物の違いについて

洋服以外にも様々な活躍の場を持つ織物と編み物ですが、同じ“糸”を使用して構成されていること以外、実は結構異なる点が多いんです。

ちょっとウィキペディアさんに頼ってみます。

・織物(おりもの)とは、糸を縦横に組み合わせて作った布地である。織物を作ること、あるいはその織り方や風合いを織り(おり)といい、完成した製品(織物)も技法や産地を冠して「〜織」(おり)というものが多い。漢字では伝統的に植物繊維による織物を「布」、絹織物を「帛」といい、両者をあわせた布帛(ふはく)も織物を指すことばである。また、織物は英語風にテキスタイルまたはテクスタイル(英語:textile)とも呼ばれる

反対に、

編み物(あみもの、編物とも表記)とは、糸、特に毛糸や綿糸を編んで作った布や衣類(肌着、ジャージー、セーター等)、装飾品(レース等)、およびそれらの製品を作る行為、工芸、手芸である[1]。英語を借りてニット(knit)とも言い、糸を素材とする場合には、「編み」と「織り」は、糸と糸の関係、構造(トポロジー)は明確に区別されている。織物が、多数の経糸(たていと)および(しばしば1本の)横糸を用いて、糸が交差する構造で「一段ずつ」布地を作ってゆくのに対し、編み物は、結び目を作る要領で「一目ずつ」形を作って行くことが特徴である。

(以上ウィキペディアより)

と、こんな感じに織りと編みの違いが紹介されておりました。

 

それぞれ“織る”と“編む”をベースに、使用する糸や組み立てる組織を変えることで、多彩な織り地、編み地が作られています。

ここがとても面白いポイントですね!

 

また、洋服を作るときの仕立て方も大きく異なります。

織り物は型紙に合わせ生地を裁断し、パーツを縫製することで成り立っていますが、
編物は編みながら型紙通りの形を作り、縫製できるので、ハサミを使わずに洋服を仕立てることができます。

※編み物も織物のように裁断・縫製して仕立てることもありますよ!

衣類としてのそれぞれの用途

アイテムで比べてみるとよりわかりやすいかもしれません。

織り物は、

シャツ、ジャケット、コートなどが中心です。

伸縮が少なく、薄手のものから重衣料系までとても幅広いアイテムに使われます。

 

編物は、

セーターやカーディガン、ニットベストなど。

織り物よりアイテムの幅は狭いかもしれませんが、最大の特徴である伸縮性がありますので、インナーからアウターまで、こちらも多岐にわたっています。

 

まとめ

あまりに簡単にまとめてみましたが、、、いかがでしたでしょうか。

それぞれに良いところがあり、それぞれのカッコ良さがありますが、残念ながら服としての作り方や機械設備が大きく異なることが故に、全く違う業界としてとらえてしまっている部分もあります。

今後はもう少し踏み込んだ違いもご紹介できるよう、織り地についても勉強してみたいと思います。

それと、Tシャツやスウェットなどのカットソー(丸編み)もとても面白いので、また何れご紹介します!

 

ではまた次回^^

記事を書いた人

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佐野 貢士

ミリタリーをはじめ、ヴィンテージのセーターとロックンロールが大好きです。
ギター歴15年、編み物歴は10年になります。
このブログでもニットとロックを絡めた内容で書いていきたいと思っています。
宜しくお願いします!

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