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陶芸家ルーシー・リーとファッションとの意外な関係

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ニットに関する質問受け付け中!!

みなさんこんにちは、丸安毛糸の中谷です。

先日、気候も暖かくなったので、リラックスして食事できる、沼津にあるBakery&Tableに行ってきました。

上の写真が食事をしながら見れる景色になります。

改めて、ブログを書きながら見ても癒される景色です。

さて昼食をとった後、以前からファンである、ルーシー・リーの展覧会にいってきました。

今回は、ニットというくくりではないのですが、ルーシー・リーとファッションの意外な関係をご紹介したいと思います。

目次

  • 目次1  陶芸家ルーシー・リーとはどんな人物なのか
  • 目次2 ファッションとの意外な関係
  • まとめ

 

その1  陶芸家ルーシー・リーとは、どんな人物なのか?

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知らない方もいらっしゃると思いますので、簡単ですがルーシー・リーとはどんな人物なのか、ご紹介します。

1902年、ウィーンの裕福なユダヤ人家庭に生まれました。当時ウィーンでは、画家グスタフ・クリムトや建築家ヨーゼフ・ホフマンに代表される造形芸術の新たな動向が芽生えており、ルーシー・リーもこれらに触れながら育ちます。

ヨーゼフ・ホフマンも、教鞭を執ったウィーン工業芸術学校で1921年から学び、ここで轆轤(ろくろ)の面白さに魅了された彼女は、陶芸家になることを決意します。

その後は様々な展覧会で活躍し、陶芸家としての地位を確立していくものの、戦争へと向かう時代の中、1938年ロンドンへ亡命を余儀なくされました。

以後、1990年に病で倒れるまで、半世紀以上にわたりロンドンで制作を続けました。

轆轤によって生み出される優美で緊張感のあるフォルム、象嵌(ぞうがん)や掻き落としなどによる独自の文様、釉薬(ゆうやく)のあたたかみのある色調などは、ルーシー・リーならではの造形世界であり、それらの作品が放つ繊細でありながら凛とした存在感は、多くの人々を魅了し続けています。

その2 ファッションとの意外な関係

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一見、陶芸家の制作にファッションが関係することは意外に思うかもしれませんが、ロンドンに亡命を余儀なくされた1938年頃、ウィーン時代から親交のあったフリッツ・ランブル(1892-1955)の誘いで、陶製のボタンつくりを手伝うようになりました。

やがて自らの工房で、陶製のボタンを制作するようになり、1940年代、フリッツ・ランプルが経営するガラス工房ビキニ社を通して、販売されました。

オートクーチュール用の陶製ボタンは、ファッション業界や、デパートからの需要が高く生産が追いつかなくなった為、人を雇い石膏型を使った量産体制に移行するようになりました。

当時は、生活の為の仕事であったかもしれませんが、釉薬に関する高度な知識とカラーテストを繰り返していた本人にとって、多種多様な服の生地に応じた色を作り出す、この仕事は知識を深める機会になったんだと思います。

ボタンつくりは、戦中戦後の限られた時期につくられたものであるが、ルーシー・リーの仕事に感銘を受けたデザイナーの三宅一生(1938~)が、後年、自らのコレクションにおいて取り上げたことは、意外と知られていないことです。

当時、作られたボタンを、一部ですがご紹介したいと思います。

ひとつひとつを良くみると、表情豊かな、とても素敵な陶製のボタン類です、

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まとめ

今回、陶芸家のルーシー・リーについて、ブログで紹介する為に調べてみて、本人の生い立ちや、ファッションとの意外な関わりがある事を知れてよかったです。

綺麗なフォルムや、色彩の豊かさに驚いていた今までとは違い、今後は同じ作品を見た際に、また違った感じ方が出来るんじゃないかと思います。

それでは、皆様次回また。

 

 

 

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中谷恒夫

中谷恒夫

ニットアドバイザー丸安毛糸株式会社
1970年11月30日生まれの いて座 プライベートの時間は 愛犬のクリーム(キャバリア)と一緒に過ごしています

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